セーラーブラウスが殊の外よかったので、前回の記事でのたまったように、色違いで同じものを作った。
今度は緑である。明るい緑。きみどりとは違う。抹茶色という感じ。なかなか品のあるいい色だ。生地は白と同じでブロード。見ての通り、皺はどうしたって出る。白よりも色があるほうが陰影が際立つのか、皺の感じが強い気がする。もっとも一眼レフカメラで撮っている写真なので、精細に撮れすぎているのだともいえる。実際はそこまで皺が気になるわけではない。
セーラーブラウスなので、背中側こそが骨子である。このようになっている。衿の縁に縫い付けたテープは、白のそれと同じシリーズながら、こちらも色違い。前回は、中央に紺色の線が走り、それを白い波模様が挟み、その両脇はえんじ。今回は、中央が薄ピンクで、白い波模様、そして両脇は黒。本体の色に合わせた、こだわりの部分である。
もちろんお揃いで製作する。
2枚になったので、今夏、うちの子どもはこのセーラーブラウスをヘビロテで着ることだろう。なかなか充足感がある。写真だと子どもたちの言動が露見しないので、そういう意味でも高い次元で理想が実現しているように思える。もっとも現実は、ふたりとも口を開けば「うんこ」「うんこ」「ゴリラのうんこ」なんてことばかりいっているので、思い描く少女像とはだいぶ違う。