リュックサック


 ピイガが今度は「リュックサックが欲しい」と言い出し、ピイガの場合それは「買ってくれ」ではなく「作ってくれ」ということを意味するのだが、なにぶんとてもいい父親なので、ピイガが色も指定して、「こういうやつ」と図示してみせたものを、実現してやることにした。ちなみに生地やら付属品やらで、材料費は3500円ほど掛かった。ハンドメイドって本当に安上がりじゃない。その材料費+労力なのである。もうそんなん、みんな大好きザ・ノース・フェイスのやつとか買えるじゃん(ぜんぜん欲しくないけど)。
 完成したのがこちら。


 本体は緑で、ポケットには、かつて製作したヒットくん生地を使ってほしい、というのがリクエストだった。だから材料費3500円と言ったけど、この背面のポケットの生地の分はそこには含まれていない。ここで値段がさらに跳ね上がるからな。


 内側は山吹色。肩紐と重なっている部分など、生地がだいぶ分厚く、縫製の際はミシンがだいぶ悲鳴を上げていた。はじめピイガと一緒に作るというコンセプトもあり、家庭用ミシンでやろうとしていたのだが、針が何度も折れたので、途中からはすっぱり諦め、工業用ミシンに切り替えた。


 でもリュックなんて、自発的にはたぶん永遠に作ろうと思わないので、こうしてリクエストをされ、強制的に作るはめになるのは、意外と愉しかったりもする。
 ジョニファー・ロビンには、腕はないが肩まではあるので、こうしてリュックを背負わせることができる。しかしリュックのことを伝えたいのに、大胸筋や腹直筋に目がいって、話の焦点がぶれる感じがある。だったらTシャツでも着せればいいだろうと今なら思うのだが、撮影時にはぜんぜんそんな発想がなかった。結果的にムキムキ裸リュック成人男性の画像になった。
 

 そんな画像を載せるくらいなら、はじめからピイガの装着姿をアップすればいいという話である。このような具合である。キャスケットも含め、大変かわいらしい。よい。