毎年恒例の母の日の物品製作をした。毎年恒例と言ったが、2年前と3年前は記録していたのに、去年なにを作ったのかは、もはや覚えていない。
作ったのはこちらである。
これは母の日のやつじゃなくて、去年末に作ったピイガのコートやろがい、と思われるかもしれないが、そうではない。今回新たに作った、母用のコートである。ピイガのコートがなかなかいい感じだったので、同じ生地を追加注文し、型もほぼ同じようなものを探し出し、まるでお揃いかのように作ってやろうと考えたのだった。
仕立ても同じく総裏で、ピイガのときにも書いたけれど、総裏のものは、最終的にあらゆる部分が覆い隠せるので、そういう意味でとてもいいと思う。袖口にはやっぱりただの飾りでしかないボタンを付けた。大人だからというわけではないが、なんとなくふたつ。ちなみにボタンはお揃いではない。
ピイガに着せるとこんな感じ。ちなみに母にはキャスケットは作らない。あれはピイガだから成立するのであって、あげたところで、なかなかちょっとやる勇気は出ないだろうと思う。
真冬にはちょっと厳しいかな、くらいの厚みのコートなので、5月にあげたところで、着られるのは半年後くらいになる。まあ毎年5月という時期に引っ張られたものを作ってもしょうがないので、こんな年があってもいいだろう。
あと、わが家が横浜に行くのは、当分は夏に限られるだろうから、ピイガとお揃いと言っても、このコートの時期に母とピイガが一箇所に居合わせることはなかなかないだろうな、とも思う。
なにはともあれ、今年はGWに着実に作業を進めたこともあり、母の日の前々日に完成させることができ、よかった。そして昨日発送したわけだが、今日届くのかどうかは定かではない。でもまあ、どうせ着るのは半年後のものだから、一向に構わないのだった。